アワード
アワードとは自分が交信した成果が「アワード」として讃えられます
アマチュア無線では、「アワード」と呼ばれる交信記録の1つがあります。この「アワード」(Award / Diploma/Certificate等とも表す)という呼称には、業績を讃える“賞状”の意味と同時に証明書と言う意味合いが含まれておりますので、交信(QSO)の実績に対してだけでなく、受信(SWL)の実績に対しても発行されます。(受信の実績については一部に発行を拒否するもの有り)
「アワード」発行者は国内外の個人・団体を問わず多伎に亘っており、求められる発行条件も多種多様なものが設定されております。この「アワード」の収集を楽しむためにグループを組織し、常に情報収集を行っている方々が国内外に多数おられるアマチュア無線の楽しみ方の一分野です。
JARLかながわでは「神奈川アルファベット賞」というアワードがあり、26文字のアルファベットを交信した無線局のコールサインから抽出し、並べることができるとアワードを交付してもらえます。(詳しい規約については「アワード規約」のページをご参照願います) また、神奈川県内でもアワードを発行している団体(クラブ等)があります。
是非、皆さんもアワード獲得を目指し、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
JARLかながわアワード「神奈川アルファベット賞」の規約について
「神奈川アルファベット賞」規約
ルール | 神奈川県内で運用するアマチュア局のコールサインのサフィックスに依り、アルファベットの26文字を完成させ、且、下記条件を満たす。<<完成難度を考慮し、下記5クラスを設定する。>> | ||
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条 件 |
① |
アルファベットは、サッフィックスの各レター(トップ・ミドル・テール)別々に完成させる事とし、ミックスは認めない。 | |
② | (2012年8月2日改訂) 一組のアルフアベットの中に使用する局の運用地は「市・区・郡」単位とし、それぞれ一度のみ使用出来る事とし、同一の「市・区・郡」の重複は不可とする。政令指定都市である「横浜市・川崎市・相模原市」の3市は「区」として扱い、政令指定都市移行日以前の交(受)信は「市」(もしくは「郡」)、政令指定都市移行日以後の交(受)信は「区」として扱う。(今後、政令指定都市が誕生した場合には同様に扱う) |
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③ | 同一のコールサインは、再指定された別人である事が確認できる場合を除き、[交信年・運用地・バンド/モード]が異なっても、使用は一度かぎりとする。 | ||
クラス | クラスC | (トップ・ミドル・テール)レターの内より、任意の一組を完成する。 | |
クラスB | (トップ・ミドル・テール)レターの内より、任意の二組を完成する。 | ||
クラスA | (トップ・ミドル・テール)レターの三組み全てを完成させる。 | ||
クラスAA | シングルバンド/モードにより「クラス A」を完成させる。 | ||
クラスDX (県外局対象) |
上記条件に拘らず、県内運用局のサフィックスを使用し、アルファベットの26文字を1組完成させる。(どのレターの文字を使用しても良いが、一局に付き一文字のみの使用とする。) | ||
参 考 | ① | アワードのクラス別はステッカーにより表示。 | |
② | SWL局にも発行する。 | ||
③ | 申請者の移動運用は、同一エリア内まで認める。 | ||
④ | 交信年月日の制限はしない。 | ||
⑤ | 特記はしない。 | ||
⑥ | 2文字局は[トップレター/テールレター]として扱う。 | ||
⑦ | 下位クラス取得者が上位クラスを追加申請する場合は、下位クラスの取得No.を明記。 | ||
申請方法 | GCR(申請書)+申請料〔追加クラスのステッカーは、GCR+定型SASE〕 GCRは、アマチュア無線局2名によりQSLカードの所持証明を受けた申請書のことです SASEは、宛名欄に自分の住所氏名を書き切手を貼った返信用封筒のことです。 尚、提出するQSLカードのリストが複数枚となる場合は、一枚ごとに所持証明が必要です。 |
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申請料 | JARL会員は、定型外100g分の送料のみで無料(会員証の写しなど証明出来るものを同封) 非会員は300円、DXは10 IRCとする。 |
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申請先 | 〒238-0051 神奈川県横須賀市不入斗町1-69 JARL神奈川県支部賞典係 JJ1JIS 只井昭一 TEL,FAX 046-824-8290 |